あなたは、「老後の仕事」をどのように考えているでしょうか?
老後は仕事なんてせずに趣味を楽しみゆっくり過ごしたいなど、理想の老後のビジョンはあるでしょうが・・・
後ほど説明をしますが、そもそも老後という概念はもはや無くなっています。
死ぬまで働かないといけない状況の方が多くを占める中、年老いてからでも好きな仕事をやり続けるのか、それとも生きていくためだけにやりたくない仕事をこなしていくだけなのか。
老後の充実度が大きく変わってきます。
若いうちに対策をし、老後の仕事選びに備えていきましょう。
老後の仕事は望み通りにはならない
まず、老後の仕事は望み通りにならないことを理解しておいてください。
大きな企業であれば、再雇用という形で今までの会社にとどまることも可能かもしれませんが、誰もがそのような恵まれた環境ではありません。
再雇用できるような望まれた環境だったとしても、ほぼ間違いなく給料が激減します。
その状況になって初めて、転職を考えたとしても遅いのです。
AIの発達が単純仕事を奪う
また、今よりAIがより発達していき、人間の単純仕事はどんどん奪われていきます。
ダボス会議という世界の有識者が集まった会議では、
「2025年までに、データ入力や会計処理など現在の仕事量の半分となり、7500万人分の仕事の機会が奪われる。」
と発表があったそうで、当然ながら2025年以降もどんどん人間の単純仕事は奪われていくと考えていいでしょう。
年齢関係なく仕事が奪われるのですから、能力が衰えた老後のリソースを雇用する企業は当然減少していくと考えるべきです。
そもそも老後という概念は無くなった
「いやいや、そうは言っても、老後ってリタイアするんでしょ?」
老後は働かずに、夫婦の時間を増やしたり趣味を楽しみゆっくり過ごしたりしたいと思っているのであれば、大きな間違いです。
今の日本の現状は、もはや老後という概念は無くなってしまいました。
死ぬまで働かなければならない人がほとんど
今の日本の現状では、老後も働き盛り世代と変わらず、死ぬまで働かなければならない人がほとんどを占める状態が予想されます。
大手企業で高収入の人であっても、公務員だったとしても、老後の人生は金銭的に厳しいと言えます。
それほど今の日本は厳しい状態であることを理解しましょう。
好きな仕事をしたいか、仕事を選べない老後になるか
その上で、老後はどのようにして過ごしたいのか、若いうちに考える必要があります。
死ぬまで好きな仕事ができる自分でいたいのか、それとも仕事を選べず年老いた身体にはキツい仕事をやって生活したいのか。
それとも、働かなくてもいいように、若いうちから資産運用などで準備しておくのか。
できるだけ若いうちに対策を講じておくことが必要となります。
老後の仕事を望み通りにする解決策
では、どのように対策を講じるべきでしょうか?
繰り返しになる部分もありますが、改めて考えていきましょう。
若いうちに老後のための資産構築をしておき、老後はリタイアする
まず、最も最適なのは、若いうちから老後のための資産構築をしておくことです。
老後は完全にリタイアできる状態を準備しておけば、仕事の心配をする必要はありません。
仕事を選べる資産状態を若いうちに作っておく
また、もし完全にリタイアできなかったとしても、老後のための資産構築がある程度できていれば、選択の幅は広がります。
例えば、週5日働かなければ生きていけない仕事が週3勤務でよくなれば、老後の生活を楽しむ余裕もできるでしょう。
若いうちから、完全リタイアはできなかったとしても一部リタイアを目指すことも必要な考え方です。
老後も仕事する前提で仕事選び・スキルアップしておく
老後も仕事する前提で若いうちを過ごすことも大切な考え方です。
副業や複業で知識・ノウハウ・人脈構築をし、老後はそれを本業にするという選択肢ができるようになります。
実際私の周りでも、一部上場企業に勤務していながら、早期退職で退職金を多めにもらい、その資金を使って老後に向けたビジネスチャレンジをしている方がおります。
このように、第二の人生をどのように過ごしていくかを、安定している会社員のうちに考えておくことが必須な世の中になってしまいました。
まとめ
いかがだったでしょうか?
私なりにお手伝いができる部分があるかと思いますので、お気軽にご相談くださいね。
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